コーヒーは虫歯予防になる?! 2022年6月7日(火)
みなさんこんにちは😁
虫歯予防の代表格といえばやはり歯磨きですが、日々摂取する食べ物や飲み物を変えることでも、その効果を期待できます!
みなさんはコーヒーを普段飲みますか?私はコーヒーが大好きでよくお休みの日にはコーヒーを入れて映画を見てリラックスしています☕️♪
今回は、コーヒーが持つ虫歯予防効果と、摂取する際の注意点をあわせて解説します✨
普段からよくコーヒーを飲むという方は特に、参考にしてください!
〇コーヒーの虫歯予防効果について
コーヒーに含まれる成分として有名なカフェインですが、虫歯予防効果があるのはこちらではなく“ポリフェノール”の方です。
ポリフェノールは、植物由来の抗酸化物質であり、その種類は5,000以上にも上ると言われています。
コーヒーに含まれる代表的なポリフェノールは“クロロゲン酸”というもので、こちらには以下のような作用があります。
・抗菌作用
・抗ウイルス作用
・抗酸化作用
虫歯は口内に虫歯菌が滞在し、増殖することによって発生しますが、コーヒーの摂取によってポリフェノールが作用すれば、長い間虫歯菌がとどまることはありません。
〇砂糖入りのコーヒーはNG
コーヒーのポリフェノールに虫歯予防効果があるのは確かですが、ここでいうコーヒーとは、あくまでブラックコーヒーを指しています。
砂糖入りのコーヒーではありませんので、注意してください。
砂糖が入ったコーヒーにも、当然ポリフェノールは含まれていますが、糖類は虫歯菌を増殖させるものであり、摂取してしまうと虫歯予防効果が打ち消されてしまいます。
むしろ、砂糖が持つ虫歯菌を増殖させる効果が勝り、かえって虫歯ができやすくなってしまうことも考えられます。
歯の健康を考えるのであれば、ほんのわずかでも砂糖が入ったコーヒーは避けるようにしましょう。
〇飲みすぎは口臭の悪化につながる可能性も
たとえブラックコーヒーであっても、摂取のしすぎは口臭の悪化につながる可能性があるため、こちらに関しても注意が必要です。
コーヒーの摂取量が増えると、色素が舌に沈着し、口臭を発生させることがあります。さらに歯にも着色をつけてしまいます。
その他、カフェインには利尿作用があり、頻繁な排尿によって口内の水分が不足することも、口臭につながるおそれがあります。
これらのことを踏まえ、虫歯予防として摂取するコーヒーは、1日にコップ1杯程度にとどめておきましょう!☕️
ブログ担当 歯科衛生士 上出でした🦷🌟