予防・メンテナンスについて

歯科医院での定期的な
メンテナンスによって、
口腔内の健康を
維持することができます
むし歯や歯周病を予防し、口腔内の健康を維持するためには、毎日の丁寧なケアに加えて、歯科医院でのケアを定期的に行うことが大切です。
当院では、定期的なクリーニング・メンテナンスの他にも、患者さんに合わせたブラッシング方法や、食生活のアドバイスなども行っております。
こんな場合はご相談ください
- むし歯や歯周病を予防したい
- 歯の汚れ(着色)をきれいにしたい
- 歯石を除去したい
- 口臭が気になる
- 口の中がねばねばする
- 全体を診て欲しい
- メンテナンスを希望
- 歯みがきの方法を知りたい
当院の予防・メンテナンス

医科歯科連携を積極的に行い、
総合的な治療を提供しています
厚生労働省は医科と歯科の連携による口腔機能管理が効果的であることを認識し、その結果を公式ホームページで公開しています。
当院でも医科歯科連携を積極的に行い、より一層地域医療への貢献を行います。
内科との連携(糖尿病と歯周病)
糖尿病と歯周病は密接な関係にあります。糖尿病のかたの場合、高血糖状態が続くことによって歯周病菌による炎症が起きやすい状態になっています。歯周病になってしまうと、歯周病菌から出される内毒素が、インスリンの働きを悪くするため、血糖コントロールが悪くなり、糖尿病の治療が難しくなります。逆に、歯周病治療による改善が見られない場合は、その背後に糖尿病が隠れている可能性もあります。
耳鼻科との連携(花粉症と歯科)
唾液には消化を助けるだけでなく、抗菌作用や刺激から粘膜を守る働きがありますが、花粉症によって鼻がつまると口呼吸になりがちです。口呼吸は唾液を蒸発させるため、細菌やウイルスがそのまま身体に侵入してしまっている可能性があります。唾液の減少はむし歯や歯周病のリスクを高めたり、花粉症の時期は歯肉が腫れやすいため歯周病の進行を早めてしまったり、口腔内が乾燥することで味覚が鈍くなることもあります。
整形外科との連携(BP製剤と歯科)
ビスフォスフォネート製剤(BP製剤)は、骨粗しょう症治療やがんの骨転移等に用いられる薬で、骨密度の低下を防ぎます。しかし、この薬を服用しているかたが抜歯を受けると、抜歯部位の適切な治癒が妨げられ、顎骨壊死という副作用を引き起こすリスクがあります。そのため、BP製剤を服用中のかたは、親知らずの抜歯やインプラントなどの処置を避け、口腔衛生を徹底することが求められます。
産婦人科との連携(早産と歯科)
妊娠中は女性ホルモンの変化によってむし歯や歯周病になりやすく、またその状態が悪化しやすいという特徴があります。実際に、歯周病を患っているかたと、そうでないかたを比較した場合、早産のリスクが7.5倍高まるとの報告があります。赤ちゃんの健康を守るためにも、歯周病治療や予防がとても大切です。

かかりつけ機能強化型歯科
診療所として、
生涯のお口の健康をサポートします
「かかりつけ機能強化型歯科診療所」とは、厚生労働省が定めたむし歯や歯周病の重症化予防制度です。認定されるためには項目がいくつかあり、歯を失わないために継続的な検査やメンテナンスを衛生的かつ組織的に行える歯科診療所であることが重要です。認定されている歯科診療所の数は、全国に7万軒ある歯科医院のうち10%ほどしかありません。
医療先進国との違い
オーラルフレイルについて

オーラルフレイルは、嚥下の訓練や
リハビリで改善することができます
オーラルフレイルとは、食べる・話す・飲み込む・味わうなどの口腔機能が低下した状態を指し、口腔機能が低下することでむせやすくなったり、食べこぼしや、噛めない食品が増えたり、食欲が低下するなどの症状が見られるようになります。しかし、オーラルフレイルは早期発見と適切な対応を行うことで改善することができます。気になる症状があるかたは、まずはご相談ください。