口を使わず、胃に直接チューブを入れて栄養物を送り込む(経管栄養)状態の方でも、誤嚥性肺炎になることがあります。睡眠中などに唾液や異物が気管に入り、誤嚥性肺炎を起こすことがあります。
不顕性誤嚥(ふけんせいごえん)とは通常は誤嚥するとむせると考えますが、誤嚥してもむせることがないなど誤嚥の徴候が捉えられないこともあり、これを不顕性誤嚥といいます。
また高齢者の場合は普段の生活で、肺炎とは無関係のような次の症状が見られる場合でも、肺炎の可能性があります。
- 元気がない
- 食事時間が長くなる
- 食後に疲れてぐったりする
- ぼーっとしていることが多い
- 口の中に食べ物をため込んで飲みこまない
- 夜間に咳き込む
日常生活の変化に気をつけ、これらの兆候がみられたら、すぐにかかりつけの医師や病院に相談することが、誤嚥性肺炎の早期発見につながります。
歯科衛生士🍋小川でした🍋