6歳臼歯(第一大臼歯)の萌出 2022年8月24日(水)

🦷6歳臼歯は歯並びの軸🦷

第一大臼歯は6歳前後に生えてくるので6歳臼歯とも呼ばれています。子どもは一人では十分にお口のケアができません。周囲の大人が気をつけて第一大臼歯をむし歯から守ってあげる必要があります。

🦷永久歯の歯並びとかみ合わせを決まる「軸」🦷

第一大臼歯は、歯並びや噛み合わせの良い永久歯列を完成させる上で重要な役割を果たします。この歯が正しい位置に生えていないと、他の永久歯の生える位置に影響して歯並びや噛み合わせが悪くなります。

こんな時は要注意!

・乳歯が抜けないうちに脇に生えてきた ・乳歯がむし歯で早く失われた ・なかなか生えてこない

6歳臼歯はむし歯になりやすい歯です

生えるまでの期間が長く手入れがしにくい期間も長くなります。

奥に生えてくるため歯ブラシが届きにくい。

噛み合う面に細かな溝があり食べかすが残りやすい。ー

歯肉を被って生えてくるため歯肉との隙間に食べかすなどが隠れやすい。

生え初めは他の歯に比べ背が低く、また奥に生えてくるため見えづらいのでとってもむし歯になりやすいです👿そして生えたばかりの歯は第一大臼歯に限らず、まだ歯の表面が柔らかいのでそれもむし歯になりやすい原因です。日々の歯磨きはもちろん、しっかりとフッ素を取り込んで歯を強くすることも大切です✨✨

歯科衛生士🪥小川でした🪥