永久歯の生えるスペースを作る処置 2023年3月28日(火)
何のために必要かといいますと、、、大人のきれいな歯並びを作るために行います。
乳歯には生えてくる永久歯を導く働きがあります。虫歯などで乳臼歯が早くに失われたとき、そのまま放置しておくと将来永久歯が正しい位置に生えず歯並びの乱れやかみ合わせの不正が起こります。そこで乳歯が抜けたところに後から生えてくる永久歯のスペースを作る「保隙」という処置を行い正しい永久歯列に導きます。
◎ループ 奥歯が1本抜けたときにワイヤーでループを作り後から生える永久歯のスペースを確保します
◎ディスタルシュー 第2乳臼歯が早くに失われてしまった時に使います。最初に生えてくる第一大臼歯 が正しい位置に生えてくるように誘導します。
◎床装置 乳歯のむし歯の本数が多いときに使用します。抜く本数が多いのでそのままでは日常生活に困ります。床のある装置をつけて噛む機能も補います。
このように虫歯や事故が原因で早くに乳歯が抜けてしまった場合は将来の歯並びの為にスペースを作る処置もあります☺
歯科衛生士🍀小川でした🍀