歯列不正について 2022年9月27日(火)

こんにちは😃皆さんの歯並びや咬み合わせは大丈夫ですか?今回は、様々な歯列不正についてお話します!
歯並びとかみ合わせに問題があると、咬む機能が十分に働かない、顔や姿勢がゆがむ、不定愁訴(なんとなく調子が悪い)が現れる、全身的な病気や障害を起こすといった様々な問題が生じます。

🦷歯列不正の種類🦷

🟡上顎前突(出っ歯)・・・上の前歯が前方に突出している状態です。上下の顎の骨の成長の差、子どもの頃の口呼吸、最初に生える永久歯(6歳臼歯)の位置などが原因です。

🟡反対咬合(受け口)・・・下の歯が上の歯より前方に出ています。下顎は上顎より後から成長するため、顎の骨の成長を予想して下顎の成長を抑制する治療が必要になります。

🟡叢生(八重歯)・・・顎と歯の大きさの不調和によって、歯が正しく並ぶスペースがない場合に起こります。歯並びの凸凹がひどいと、歯ブラシが行き届かずむし歯や歯周病になりやすく、歯の寿命を縮める原因となります。

🟡正中離開(すきっ歯)・・・上顎の一番前の2本の歯は、生えてくるときには間が開いています。そして隣の歯が生えてくると閉じます。ところが、永久歯が小さすぎる(矮小歯)、余計な歯(過剰歯)が生える、上唇のひだが大きいなどの原因で、開いたままになることがあります。サ行が発音できないなど、話す機能が低下します。

🟡開咬・・・奥歯をかみ合わせたときに、前歯が閉じない状態です。指しゃぶりや舌癖、遺伝的な顎の形が原因です。噛みきれない、正しい発音ができないなど、噛む、話す機能に問題が生じます。

歯科衛生士 佐藤🪥