口臭の治療と予防

口臭の治療と予防の方法は・・・?

今の日本人は、男女とも口臭を気にする人が増え、口臭予防のケア商品が売れています。とはいえ、こうしたお口のケアグッズは一時的に口臭を消すことはできますが、口臭の原因をなくせるわけではありません。口臭治療では、まず原因を突き止め、その原因を解決することが大切です。また、口臭の原因がわかれば予防するためのケアも効果的に行うことができます。

原因と予防

  • 虫歯や歯周病の治療

虫歯や歯周病にかかりやすい方は、細菌が繁殖しやすく口臭も発生しやすくなります。虫歯や歯周病があるようならしっかり治療しておきましょう。また、正しいホームケアの指導を受けて日ごろから予防するようにしましょう。

  • ドライマウスの治療

全身疾患のある方は、病気や飲んでいるお薬が原因で唾液の分泌量が抑えられてしまいます。自覚がなくとも唾液が不足していることもありますので、担当の歯科医師に相談しましょう。人口唾液やこまめな水分補給で、唾液分泌の低下を補うこともできます。

  • 定期検診による予防

ストレスが増す30代後半から唾液の分泌量が減り、唾液が不足してお口の中が粘つきプラークが溜まりやすくなっています。口臭の原因となる成分も増えてきますし、自分だけでは磨き残しができやすいので定期的に専門家によるチェックとケアを受けて、お口の健康を保つようにしましょう。

  • その他

臭いの強い食品は避け、臭いの発生を防ぎましょう。またレモンや梅干しなどは唾液の分泌量を高め、自浄作用を促します。食後には歯磨きをするように意識しましょう。

担当は歯科衛生士山田でした  2023年1月27日(金)