口呼吸とその改善
無意識でお口をポカンと開けている方を見かけます。このような方は口呼吸をしています。最近では口呼吸がさまざまな健康トラブルの原因となっていることがわかりました。
口呼吸による害
- 口が乾く(ドライマウス)
口を絶えず開けているために唾液が蒸発し乾燥します。
- 喉が炎症を起こしやすい
空気中の細菌やウイルスが喉の粘膜や気管を直撃します。
- 前歯の着色
丁寧に歯磨きをしても前歯がすぐ茶色くなります。
- 虫歯や歯周病になりやすい
唾液の殺菌、抗菌、清浄作用が低下し、口の中は虫歯や歯周病になりやすい環境です。
- イビキ
口を開けて寝ていると、舌根が気管を塞ぎイビキをかきます。
- 皮膚疾患の重症化
唾液の殺菌作用が低下し、細菌やウイルスが付きやすいからと考えられます。
- 口臭
口の中の炎症のせいで口臭が出ます。
口呼吸は唾液の働きを弱めさまざまな症状を引き起こしますので、もしかして?と気になる方は、お口まわりの筋肉が衰えないようなトレーニングなどで、口呼吸の改善を心掛けてみてはいかがでしょうか。
担当は歯科衛生士山田でした🦷 2023年1月27日(金)