おやつ選びは気をつけて
こんにちは😃
むし歯を予防する対策として、身近ではフッ素配合の歯磨き粉を使うのが予防策とされていますが、3歳頃までは仕上げ磨きを嫌がったり、使える歯磨き剤の量が少なかったりして、その力をじゅうぶんに活用することがまだ難しい時期でもあります。その分、食習慣には気をつける必要性が高くなります。
おやつ(補食)ですが、1日1回、多くても2回までが理想です。間食の回数が多いほどむし歯にはなりやすくなります。特に1日3回以上の間食はむし歯が増えるという研究もあります。保育園や幼稚園でおやつが出る場合は、ご自宅で食べ過ぎないように気をつけましょう。
甘い物(遊離糖)の摂取基準
世界保健機関は遊離糖の摂取量を総エネルギー摂取量の10%未満、理想的には5%未満におさえると、生涯むし歯になるリスクが低くなるとしています。遊離糖とは、糖のうち食品や飲料の加工調理で加えられるもの、はちみつ、シロップ、果汁、濃縮果汁などに自然に存在するもののことです。新鮮な果物、野菜に含まれる糖は遊離糖ではありません。また、母乳やミルクの甘味も違います。
果物、蒸し野菜のような、あまり加工のしていないおやつや、オニギリ、無糖ヨーグルトなどの普段の食事に近いおやつのほうが、しっかり噛んで食べることになり、栄養もあってオススメです。
担当は歯科衛生士山田でした🦷 2023年2月17日(金)
(参考文章 DENTAL HYGIENIST)