骨粗鬆症と歯肉の健康 2022年8月22日(月)
こんにちわ😊今日は骨粗鬆症と歯肉の関係についてお話します。
骨粗鬆症とは骨を作る作用と溶けて失われる作用とのバランスが崩れて骨の密度が荒くなる病気のことです。骨の病気とお口の中って関係あるの?と思われる方も多いと思いますが、実は関係あります❗️
□骨粗鬆症と歯周病□
骨の密度は加齢により低下しますが特に女性では閉経後の女性ホルモンの減少によって症状が急速に進行します。およそ1000万人以上いるとされる骨粗鬆症患者のうち、男女比は2:8で圧倒的に女性に多い病気です。
女性ホルモンのエストロゲンが減少すると全身の骨密度が低下して顎の骨の密度も低下します。また、エストロゲンの減少は、歯周ポケットの中の免疫反応や炎症を起こす成分を過剰にし、歯肉の炎症を悪化させることもわかってきています。特に閉経を迎えた時には骨粗鬆症や歯周病の悪化に気をつけましょう。
□骨粗鬆症の治療前には歯科検診を受けましょう□
骨粗鬆症の治療薬によって歯科治療後に副作用が現れることがあります。骨粗鬆症の治療前には必ず歯科検診を受け、悪いところを治してから治療を受けてください。また、すでに骨粗鬆症の治療薬を飲んでいる場合はそのことを歯科医師やスッタフにお伝えください😊
歯科衛生士🪥小川でした🪥