膿が溜まったときの処置 2022年9月26日(月)
歯の周りに膿が溜まって腫れた状態になることがあります。歯肉は赤く腫れて、表面が膿で白っぽく見えることもあります。その時の処置の方法としては、メスで切って溜まった膿を出します。その後、抗生物質を服用するか、切ったところの消毒をして炎症を鎮めます。
歯周膿瘍
歯周ポケットの中でプラーク中の細菌が原因で感染が起こると、ポケット内に膿が溜まります。ポケットの入り口がふさがれると、行き場を失った膿は歯肉側に出てきて腫れとなって見えるようになります。指で押すと痛み、歯もぐらつきます。炎症がもっと進行すると首や顔まで腫れます。
歯肉膿瘍
歯肉の縁の部分や歯と歯の間の膿が見えることがあります。歯肉は赤く腫れて指で触るとブヨブヨしています。歯肉に膿瘍ができるのは、以前のむし歯や歯周病の治療が不十分で感染が起きた場合と、歯肉の小さな傷に細菌感染が起きた場合です。
少しでも歯茎などに違和感を感じたら、歯科医院を受診して下さいね。
担当は歯科衛生士山田でした🦷