歯周病の検査について

歯周病の治療を適切に行うには、歯肉や顎の骨などが今どのような状態にあるかを見極めなければなりません。歯周病の検査は治療方針を決める上で欠かせない重要な検査です。

🦷基本的な検査🦷

『歯周ポケットの測定』

プローブ(目盛りのついた探査用の針)で、歯周ポケットの深さを1ヶ所〜6ヶ所測定します。先端が丸い器具なので痛くありません。

『歯の動揺度』

ピンセットで歯を動かしグラグラの度合いを調べます。

『プラークの付着状況』

歯面の歯垢を染め出し、付いているプラーク(歯垢)の量をチェックします。

🦷レントゲン写真🦷

あごの骨の溶け具合が分かります。

🦷口腔内写真🦷

肉眼で見た口の中の状態がわかります。

🦷その他検査🦷

『歯肉からの出血』

ポケットを測定する際に出血することがあり ます。出血は、そこの部分に炎症がある証拠になります。

『歯と歯の間あの隙間』

『付着歯肉幅』

健康な歯肉は歯にぴったりくっついていますが、歯周病が進行すると歯肉は徐々に歯面から剥がれてきます。

🦷再評価🦷

歯周病の治療では、再評価がとても重要です。治療した所も改善の程度をチェックするために、治療途中で再度検査(再評価)をします。再評価の結果あまり改善されていない時は、その時の治療内容を見直すことになります。

🍊歯科衛生士 伊藤🍊