入れ歯が合わない時には調整を・・・
入れ歯を作ってから時間が経ってしまうと、顎の骨の衰えや歯肉が痩せるなどして、最初はお口にピッタリだった入れ歯もだんだんと合わなくなってくることがあります。合わない入れ歯は入れ歯の床と顎の歯肉の形が合わなくなっています。そのまま使い続けると、床と歯肉との隙間に食べ物が挟まって痛んだり、噛んだり話したりすることで入れ歯が動き、床があたった粘膜に炎症が起きて痛みます。
『ティッシュコンディショナーで調整を』
入れ歯が合わなくなってきたら、歯肉と接する床の裏側部分に当たりを和らげる材料(ティッシュコンディショナー)を用いて、粘膜を保護する処置をします。その調整のことをティッシュコンディショニング(粘膜調整)といいます。
定期的に入れ歯の調整や修理を!
私たちの体は毎日変化しています。お口の中も日々変化しています。その為、よく合っていた入れ歯も、体の変化によって合わなくなります。いつも快適な入れ歯で過ごすには、床を新しく張り替えたり、手直しをするなどして、入れ歯をお口の状態に合うように調整や修理をして使うことが大切です。お使いの入れ歯が合わなくなったら早めに受診しましょう。
担当は歯科衛生士山田でした 2023年1月27日(金)