入れ歯の役割とメインテナンス
歯が抜けてしまったのを放っておいては、お口の中の状態が悪くなってしまいます。また、食べ物を噛んで食べれなくなるなど、健康面へも様々な問題を発生します。
歯がないと噛まないで食べるので、ついつい食べ過ぎてしまい過食症になるとも言われています。
入れ歯を入れるということにはなんとなく、年寄りじみているようでいやな気がするという人も多いようです。また、確かに入れ歯を使うことは、自分の健康な歯のように快適ではありません。
しかし、歯科医療の進歩のおかげで、今日の入れ歯は虫歯や歯周病でぶらぶらになっている天然の歯よりもずっと良いものです。
有床義歯(入れ歯)を入れた方へ
- 食事は、はじめはやわらかいものから食べてみて下さい。又、前歯で物を噛み切ろうとしないで、できるだけ奥歯で咬んで下さい。
- 痛い所やバネが合わない所があれば、ご自分で調節せず来院してください。
- 夜おやすみになるときは、歯ぐきを休ませるために必ずはずして下さい。はずした入れ歯は乾燥させると変形しますので水につけておいて下さい。
- 残った歯を大切にするために歯磨きを頑張って下さい。特にバネをかけた歯は、虫歯になりやすいので念入りに磨いてください。
- 入れ歯にも汚れがつきますので、歯ブラシや義歯用ブラシなどで磨いて下さい。又、義歯洗浄剤もお使い下さい。
大きくはこの3つですが、調子が悪かった場合はこの限りではありません。いつでも調整に来てください。