歯周病と全身疾患との関係③  2021年2月5日(金)|旭川市の歯医者|たくま歯科医院

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歯周病と全身疾患との関係③  2021年2月5日(金)

  こんにちは😊 今日は認知症・誤嚥性肺炎・骨粗鬆症・低体重児早産についてです。   認知症 体内の歯周病菌によってアミロイドβが作られて、長年にわたって脳内に蓄積することで認知症となります。   誤嚥性肺炎 誤嚥とは、食べ物などを飲み込むときに誤って気管や肺に入ってしまうことで、食べ物と一緒に歯周病菌が肺に侵入して炎症をおこす病気のことをいいます。   骨粗鬆症 全身の骨強度が低下して、骨がもろくなる病気です。歯周病の原因に、女性ホルモンのエストロゲンの分泌が減少すると、全身の骨がもろくなりやすくなり、同時に歯を支える歯槽骨にも影響を及ぼします。   低体重児早産 妊娠している方が歯周病になっている場合、歯周病によって歯茎の炎症が強くなると、子宮の収縮を促す作用があるホルモンが増加することが原因で、低体重児及び早産の危険性が上がるといわれています。   骨粗鬆症と低体重児早産は、どちらも女性との関係が男性に比べて深い病気だと思います。男性の方はもちろんですが女性の方はより一層、口腔内や体調管理には気を付けてくださいね。歯周病はご家庭での毎日の歯磨きや、歯科医院での定期的な検診をして、磨けていない所のチェックや歯石除去が大切です。少しの歯茎の変化にも敏感になって、口腔内のケアーを心掛けてみてはいかがでしょうか。 担当は歯科衛生士山田でした😊