鉄と赤血球   2021年5月11日(火)

 

こんにちは😊

鉄といえば貧血予防と思い浮かべる方が多いかと思いますが、それだけではありません。

鉄と赤血球の関係とは・・・

体を流れる血液は体重の7~8%を占めており、全身に酸素や栄養を行き渡らせ、若さや健やかさを保つうえで非常に重要です。血液中の細胞には赤血球、白血球、血小板などがありますが、この中で赤血球は、肺から届けられた酸素を全身へ運び、二酸化炭素を体内に放出するという運搬機能を司ります。鉄はこうした働きを担う赤血球の材料になるため、体の正常な機能を営むうえで欠かせないものといえます。

・活性酸素の除去

・免疫機能の維持

・疲労回復

・皮膚の健康

 

鉄のおすすめ食材

あさりはビタミンB12やマグネシウム、ナイアシン、さらには細胞を保護するタウリンを多く含むため、肝機能の強化にも役立ちます。

いわしはオメガ3のDHA,EPAも多く、血液をサラサラに保つのに役立ち、貧血や動脈硬化にも有効です。鉄は血合いの部分に特に多く含まれています。

小松菜は以外にもホウレンソウ以上に鉄が多いです。余分な塩分を排出する働きのあるカリウムを多く含み、抗酸化作用で免疫力を高めるβカロテンも豊富です。

とうもろこしはカロテノイドの一種、ゼアキサンチンが豊富で、高い抗酸化作用もあります。全粒穀物なので、実に栄養の濃い食材です。芯は砕いてご飯やスープに入れたり、だしとしても使えます。

ひじきは穀菜食のなかで鉄の含有量が多いのがひじきなので、積極的にとりいれましょう。

 

鉄は貧血予防だけではなく血管を健康にさせる効果もありますので、必要摂取量をしっかり取って血管の老化を防ぎ若さを保ちましょう。

担当は歯科衛生士山田でした😊