誤嚥性肺炎~口腔ケアの必要性~ 2021年11月15日(月)

誤嚥(ごえん)という言葉を聞いたことはありますか😯❓

誤嚥とは一般的な言葉で表すと【むせる】ということと同じ意味です。

本来はお口から入り食道を通って胃に入るものが誤って呼吸をするための官や

肺に入ってしまい誤嚥してしまいます。

それでは、誤嚥性肺炎とはどういったものかというと、食べ物や飲み物、あるいは唾液などを飲み込むことを嚥下(えんげ)といいます。健康な人であれば、嚥下すると口から食道を通って胃に入っていきます。しかし嚥下機能が低下すると、食べ物などが口から気管に入ってしまいます。これが誤嚥(ごえん)です。誤嚥性肺炎は、細菌が唾液や食べ物などと一緒に誤嚥され、気管支や肺に入ることで発症する疾患です。

 

 

誤嚥性肺炎を防ぐために大切なことはお口の中の細菌を減らすことです。

唾液中に含まれている細菌が少ない方が誤嚥してしまったとしても肺に入る細菌が

少なくて済みます。特に要介護の方などは自分での口腔ケアが難しいので

ご家族の方や歯科衛生士によるケアが必要になります🪥

口腔ケアを行っていた要介護の方とそうでない方を比べた時の肺炎になるリスクは約40%ほど

変わるという研究結果もあるそうです。

生き生きと生きるためには口腔ケアは必須になってきています。

もし身近に口腔ケアを必要としている方がいれば、この知識を少しでも知っていれば

その方の手助けになるかもしれません☺️

歯科衛生士小川でした🦷