虫歯の進行度別の治療と症状 2021年10月25日(月)

歯が痛むときは、どのように痛いか。痛む歯を見るとどのような状態になっているかを確認することで、どのくらい症状が進んでしまっているかを確かめることができます。
進行度合いによって、痛みの有無やどんな風に痛むのかが変わってきます。それに応じて治療法もまた異なってきます。

 

【C0】エナメル質表面がわずかに脱灰している状態

自覚症状はほとんどありません。定期検診で見つかることがあります。もちろん早期発見・治療が第一です。この段階では出来るだけ削ったりせず、丁寧な歯磨きやフッ素で再石灰化を進めることによって、むし歯の進行を食い止めるだけでなく、治すこともできます。

【C1】エナメル質内部まで溶けた状態

 

歯の表面や溝など、限られた狭い範囲が、灰白色や黄褐色、黒褐色に変化します。歯の表面(エナメル質)に穴があいた状態です。通常、痛みやしみる感じはありません。この段階で気づき、治療を行うと痛みも少なく行えます。

 

【C2】象牙質に達した状態

 

むし歯が歯の内部に広がり、象牙質に達した状態です。甘いものや冷たいものを食べたときに痛むことがあります。この段階で気づけば、比較的早く治療が完了します。

 

【C3】歯の神経(歯髄)まで達した状態

むし歯が歯髄(神経)まで進んでいる状態です。むし歯の穴は大きくなり、激痛があります。普段の生活で痛みを感じることがあります。この段階までくると、歯冠部はほとんどむし歯に侵食されているため、むし歯を取り除く治療を行った後に、歯形を取ってかぶせ物の製作を行い、それを歯にかぶせなければいけないため、治療の期間が長くかかります。

 

【C4】歯が崩壊して、根だけの状態

歯冠部(歯肉から上の見える部分)がほとんど壊れ、歯の根っこだけが残った状態(残根状態)です。歯の神経(歯隋)が死んでいると、痛みは感じませんが、炎症はさらにあごの骨に進行することもあります。歯の根っこの先に膿が溜まり、膿を取り除く必要があります。
膿を取り除き、むし歯治療を行った後に、歯型を取ってかぶせ物の製作を行い、それを歯にかぶせなければいけないため、治療の期間がとても長くかかります。最悪の場合、歯を抜かなければいけない場合もあります。この段階までむし歯が進行すると、あごの骨まで感染する恐れがあり、骨膜炎を起こして顔が大きく腫れてしまいます。

 

✳︎まとめ✳︎

このように虫歯にも4つの段階があります。早く治療することで痛みもなくスムーズに治療ができます!痛みが出てきてから来院するのではなく、しっかり予防することや、定期的に検診を受けて虫歯を早く発見して治療をしていくという事が大切です!

ブログ担当 歯科衛生士 上出でした🍁