妊娠中の歯科治療 2021年6月3日(木)

 

こんにちは😊

妊娠中はホルモンバランスが変化するため、虫歯や歯ぐきの腫れが進行しやすくなります。妊娠中の歯科治療は、お腹のお子さんに影響があると思っている方もおられますが、虫歯で痛くて眠れない、食事ができない、イライラするなどの症状が続けば胎教にもよくありません。出産後まで待って症状がひどくなるよりは、歯科医師や産婦人科の先生と、時期や治療に関してなど相談をしてからの治療をお勧めします。

妊娠初期(1〜4か月)

過度の緊張や長時間にわたる治療は避け、応急処置にする

妊娠中期(5〜7か月)

ほとんどの方が問題なく治療できます。

妊娠後期(8〜10か月)

母体に負担がかかるため、緊急を要しない限りは応急処置のみを行います。

 

レントゲン

歯科のレントゲン写真は、顎や歯の周辺を撮影するため、直接お腹にX線があたることはありません。防護エプロンを着用して腹部を保護すれば、被ばく量は限りなくゼロになるため、赤ちゃんへの影響はないとされています。

お薬

抗生物質は、胎児に悪影響を及ぼす薬があるため、妊娠8週以内では使用しません。鎮痛薬は、強い痛みがある場合には比較的安全なものを使用します。どちらも必要性と安全性を考えて、適切な時期や分量を十分に考慮して、通院中の産婦人科の先生にも確認をしてから処方します。

 

麻酔

歯科の麻酔薬は局所麻酔が殆どで、無痛分娩に使われる麻酔薬と同じなので、体内に入ると肝臓などで分解され尿と共に排泄されます。麻酔薬が胎盤を通過することが無いため妊娠中の方でも安全ですが、妊娠4カ月までは、胎児の発生、分化がみられるため、出来れば控えた方が良いと思います。

 

それでも妊娠中に心配を抱えながら、レントゲン撮影や麻酔を伴う歯科治療を受けるよりは、妊娠前から定期的に、検診とメンテナンス(クリーニング)をしっかりと受けておくようにするといいですね。

本日の担当は歯科衛生士山田でした😊