口輪筋の低下

 

こんにちは😃

年齢を重ねていくと、口角が下がってくるのが自然です。これは年齢による唇のまわりの筋肉「口輪筋」の力が低下してしまうためです。口輪筋の筋力低下は、肥満、脳血管障害の後遺症などによっても起こります。その他には、赤ちゃんの頃の授乳方法の影響や、筋肉の未発達なども原因になります。そして、口輪筋はお口周りだけではなく、全身の健康にも影響を与えていることが分かってきました。

 

どんなふうに影響するかというと…

*  お口の健康の悪化

口輪筋の力が低下すると唇をしっかりと閉じていることが難しくなって、唾液が蒸発してお口の中が乾燥します。歯石もつきやすく歯周病も悪化して口臭もしてきます。

*  喉の炎症

口輪筋の力がなくなってくると唾液が減少して殺菌作用が低下して、喉の粘膜が炎症を起こします。時には炎症が全身へと広がり、大きな病気になってしまうこともあります。

*  イビキと無呼吸

口輪筋の筋力が低下すると、睡眠中に口が開いてしまい、舌根が気道をふさいでイビキや無呼吸を起こします。

 

お顔の筋肉

フェイスラインをスッキリさせるには ⇨ 大頬骨筋

頬の引き締め ⇨  頬筋

瞳をパッチリさせるには ⇨  眼輪筋

顎のたるみを防ぐには ⇨  オトガイ筋

舌や口腔底を持ち上げて顎の下のラインをキレイにする ⇨  顎舌骨筋

口元を若々しくする ⇨  口輪筋

お口周りの筋力の低下により、健康を害することもあります。しかし、上記に書いてあるお口周りの筋力のトレーニングを強化して鍛えられれば、表情も豊かになり、若々しく見えるようになります。良いこと尽くしになりますので、お口の周りが気になってきている方は、マスク生活の今こそ頑張ってみませんか😊

担当は歯科衛生士山田でした