鼻炎と口腔の関係  2021年5月14日(金)

 

こんには

鼻炎とは、鼻の粘膜に炎症が起きた状態の事で、原因は感染症やアレルギー、温度変化など様々です。

鼻と口は繋がっていてお互いに深く影響しあっています。その為、鼻炎になってしまうとお口の中の環境は、いっきに悪化してしまいます。

鼻炎の種類は大きく分けて‥‥

急性鼻炎 (ウイルス性鼻炎)

慢性鼻炎

アレルギー性鼻炎 (季節性アレルギー性鼻炎、通年性アレルギー性鼻炎)

 

鼻炎の主な症状は、鼻水、鼻づまり、くしゃみです。鼻づまりで臭いがわからなくなる事もあります。また、鼻がつまって口呼吸が増えると、口の渇きや頭痛、睡眠障害が起こる場合もあります。

 

鼻炎で起こる口の中の問題

呼吸は基本的には鼻が主体で行われていますが、鼻が病気になった時には口で呼吸ができるようになっています。ですが、口呼吸がメインになってしまうと、口腔内の環境に悪影響がでてきます。口の中は乾燥してしまい、唾液の量も減少して抗菌作用の効果が低下し、お口の中で細菌が繁殖しやすくなります。口腔内環境の悪化で、虫歯や歯周病のリスクも増えて口臭も起こりやすくなります。

今が時期の花粉症やアレルギー性鼻炎の場合は、口呼吸になってしまうことが多いので、特にお口のケアが重要になります。歯茎も腫れたり歯周病も悪化しやすいので、定期的な歯科医院での検診やメンテナンスをおすすめします。

 

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担当は歯科衛生士山田でした