着色がつきやすい人って? 2021年12月7日(火)
突然ですが、皆さんの中には、歯の着色に悩んでいる方も多いと思います。
「定期的に歯のお掃除に通っているのに、何故か色がつきやすい!」
こんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
今回は、歯に着色が付きやすい人の特徴を挙げていきたいと思います!
①色の濃い食べ物をよく口にする
お茶やコーヒーが着色のもとになりやすいのは、ご存じの方も多いかもしれません!
ですが、他にも赤ブドウ系のもの(ワインなど)やカレーといった、服についたらなかなか汚れが落ちにくいものも、着色になりやすかったりします。
②喫煙している
タバコのヤニは着色として歯にくっ付きます!
自分の歯磨きだけでは落としきれない汚れでもあるので、定期的な歯のクリーニングが必要になります。
③歯磨きがうまく出来ていない
歯にうまく歯ブラシを当てられていないと、汚れが付着したままになります!
付着したままの汚れは蓄積することにより、着色となることがあります。
丁寧かつ自分に合った歯磨きを心掛けましょう
④唾液が出ない
唾液には、自浄作用という口の中の汚れを洗い流してくれる役割があります!
分泌量が少ないと、口の中に汚れが残りやすくなるため、着色が起こりやすくなります。
⑤歯の表面にざらつきがある
歯茎から上の歯の表面は、エナメル質と呼ばれる、身体の中で最も硬い組織で覆われています。
お口の中の不衛生な状態が続いたり、糖や酸の強いものの飲食が続くと、この組織が酸で溶けてきます。
すると、表面に細かな穴があいて、ざらざらとした状態になってしまいます…(◎ω◎;;)
(※その人の個性として、先天的にざらつきのある人もいます!)
ざらつきのある歯は、そこが汚れの引っ掛かる足場となってしまうため、プラーク(歯垢)や着色が付きやすくなります。
⑥歯石が付いている
歯石はプラーク(歯垢)が石灰化して固くなったものです!
少しずつ沈着していくため、口の中にあっても違和感を抱かない方が多いかもしれません。
ですが、表面はざらざらしています!
そのため、その上から汚れが更に重なりやすく、不衛生になりやすかったり、色が沈着しやすくなります。
歯石は自分の歯磨きではどうしても落とせないです。
定期的な歯のクリーニングを行いましょう♪
⑦歯に保険の被せものがある
保険で入れられる白い材料は、安価ですが細かな傷が付きやすいです。
そのため着色が付きやすくなります。
いかがでしたでしょうか。
もしかしたら「自分じゃどれに当てはまるかわからない!」という方もいるかもしれません。
今回挙げ切れていませんが、歯に着色が起こる原因は、もちろんこの他にもあります。
また、歯医者さんで歯を綺麗にする方法として、スケーリングだけではなく、ホワイトニングやPMTCという方法もあります。
ご自身の歯について気になる方は、ぜひ相談してください。
ブログ担当 歯科衛生士 上出でした❄️