歯科と糖尿病 2021年10月8日(金)

⭐歯周病と糖尿病⭐

歯周病は糖尿病の第6の合併症と言われるほど糖尿病と歯周病には密接な関係があります。

糖尿病は免疫機能を低下させたり血流障害を引き起こすことで歯周病減細病原細菌が繁殖しやすい

環境を作ってしまいます。実際、糖尿病の方は健常者と比べると歯周病の罹患率が2.6倍も高いと

いう報告があります。

逆に、歯周病により炎症性サイトカインが産生され糖尿病を悪化させることもわかっています。

また、歯周病による歯の喪失から起こる咀嚼機能の低下は早食いや丸のみの原因になり

食後高血糖を誘発し糖尿病を悪化させることもわかっています。

なので、糖尿病と歯周病のどちらか一方を治療するのではなく内科と歯科での 進めていくほど歯科と糖尿病は深いかかわりがあるのです。💡

歯科衛生士 小川でした😊