北欧の虫歯予防 2022年6月23日(木)

 

こんにちは😃

北欧では虫歯ができてしまう子供が少ないというお話を聞いたことはありませんか。

フィンランドやスウェーデンなどの北欧諸国に住んでいる子供達には虫歯はほとんどなく、80歳の高齢者でも平均して20本の歯が残っていて、歯周病率も少なくなっているそうです。日常生活の中でどんなことを取り入れているのでしょうか。

まずはフッ素塗布です。フッ素は歯の表面に付くことで歯を丈夫にしてくれる効果があります。フッ素を子供の時から使用することで、フッ素の力で歯を守り虫歯予防に役立てています。

次は歯ブラシに慣れてもらうことも行っているそうです。歯が生える前の赤ちゃん時から、授乳後に歯ブラシをお口の中に入れて歯ブラシに慣れさせます。そうすることで、歯みがきを嫌がらなくする癖をつけるそうです。

そしてキシリトールですが、フィンランドでは歯みがきやフッ素の習慣化の他には、キシリトールを食後に摂ることを推奨することで、国民の虫歯を激減させました。天然由来の甘味料キシリトールには、虫歯の原因となる歯垢や酸を作らないように、働きかける力があるのです。

北欧諸国の子供に虫歯が少ない理由として、このような事に気をつけているのですね。

日本でも先日、国民の皆様に歯科検診の義務づけをしよう!ということが決まりましたね。これからは痛いところができる前に歯科医院に来ていただける人が多くなりそうですね😊

担当は歯科衛生士山田でした