むし歯になりやすい時期を知ろう! 2021年3月2日(火)
年齢による口腔内、生活環境の変化によってむし歯のリスクは変動します。
各ライフステージにおけるリスクを知って、むし歯の予防を心がけましょう!
<幼児期> 生後6か月頃
乳歯が生え始める
・離乳食が始まる
・未成熟なエナメル質(乳歯)
・唾液腺の未発達
<幼児期> 3歳頃
乳歯が生えそろう
・親の唾液からむし歯菌が感染しやすい
・親と同じものを食べ始める
お子さんの虫歯予防には、定期的なフッ素塗布が効果的です!
<学童期>6歳~10歳頃
永久歯が生え始める
・未成熟なエナメル質(永久歯)
・乳歯と永久歯が混在した凹凸の歯並び
・自分で歯磨きするようになる
・親の仕上げ磨きがなくなる
<思春期>12歳~18歳頃
永久歯が生えそろう
・お小遣いで買い食いができる
・部活でスポーツドリンクを頻繁に飲む
・成長ホルモンの変化で歯肉炎が増える
生活習慣や環境の変化で、むし歯になるリスクが高くなります!
<成人期・妊娠期>20歳~50歳
歯質が成熟する
・働き盛りで歯医者に通う時間がない
・歯肉炎の原因となるタバコやお酒がokになる
・治療した歯が再びむし歯になりやすい
・唾液pHの低下(妊娠期)
・内分泌機能の低下(妊娠期)
<高齢期>60歳以降
歯質の衰えがみられる
・歯肉が痩せて歯の根が見える
・生活習慣病が増える
・唾液分泌量の低下
・咀嚼機能の低下
これまでの生活習慣や歯のケア不足が原因で、歯の喪失率が高くなります!
むし歯や歯周病の発症を未然に防ぐために、定期健診をオススメします!
ブログ担当 歯科衛生士 伊藤 でした😊