お口の健康と歯の栄養の関係 2021年11月4日(木)

人は、噛めるか噛めないかによって、自然と食べやすい食材を選び、調理法を変えています。

国の統計によれば、歯が少なくなるほど、野菜類や肉・魚介類を食べる頻度が少なくなり、逆に穀類(ごはんやパンなど)が多くなることが明らかになっています。🥕🥩🐟 ➡️ 🍞🍚

柔らかい食べ物ばかり食べるようになった結果…

➡️血液中のビタミン類や、カルシウムなどの無機塩類の濃度が低くなったという報告があります。

からだの調子を整えるビタミン類は、抗酸化ビタミンとして炎症やがんの発生を抑制する働きがあるため、血液中にビタミン・ミネラルの少ない人は、重度の歯周病にかかりやすくなります。

➡️いったん歯を失い始めると、歯周病の進行によって次々と歯を失う悪循環に怠りやすくなります。

歯の喪失は、そのまま全身に影響を及ぼし、病気の発生や生活の質の低下を招く恐れがあります。

いくつになっても食べ物がしっかり噛めるよう、歯医者さんで定期検診を受けましょう!

ブログ担当 歯科衛生士 伊藤🍇