交叉咬合の原因

遺伝的要因や顔に衝撃を受けた外傷なども原因と考えられていますが、主に下記の内容が原因と言われています。

・指しゃぶりや舌の癖、口呼吸や頬杖など

頬杖や横向きの姿勢で寝るなど横方向から持続的に力をかける習慣が、成長期の骨の形成に影響することがあると言われています。指しゃぶりは続くと、上下の前歯の間に指の通る隙間ができ咬みあわなくなったり、指の力により上のあごの前歯が前方に 傾斜したり、指を吸う力により上のあごの歯列が狭くなり、歯列の形がV字型に変形します。これが原因の一つと考えられています。

・顎の発達不十分またはアンバランス

下の顎の成長が大きく上の顎とのバランスが悪くなってしまう、上の顎の発達が悪いために下顎の方が前に出てしまう場合など発育過剰・発育不全が原因の一つと考えられています。食生活や偏った側の歯で噛むなども発達不全やあごのアンバランスにつながります。

🍊歯科衛生士 伊藤🍊