インビザラインで歯が動く仕組みは?

■インビザラインで歯が動く仕組みは?

インビザラインは、マウスピースを装着して歯並びの乱れをきれいに整える矯正法ですが、実際にどのような仕組みで歯が動くのか気になりますよね。

そこで今回はインビザライン矯正の仕組みについて、旭川市のたくま歯科医院が詳しく解説します。

▼マウスピースを1~2週間ごとに交換する

インビザラインは、あらかじめ作成したマウスピースを1~2週間ごとに交換することで歯が動いていく矯正法です。
一般的な症例では、40~50枚程度のマウスピースを作成するのですが、患者さんからしたらどれも同じようなものに見えるかもしれませんね。

けれども実際は形が少しずつ異なっており、決められた順番通りに装着していくことで、
1~2年後には理想に近い歯並び
へと変化しています。


▼1枚で動かせる歯の距離は0.25mm程度

インビザラインは、比較的弱い力で歯を動かす矯正法なので、マウスピース1枚当たりで動かせる歯の距離は0.25mm程度にとどまります。

そのため1ヵ月くらいでは歯並びの変化を実感することは難しいですが、3~4ヵ月経過すると歯列のさまざまな部位が数ミリ動くことになるので、治療による効果が目に見えるようになるでしょう。

ワイヤー矯正のような1本1本の歯にブラケットを付けて歯を動かす仕組みとは根本的に異なるため、効果の現れ方にも違いが見られます

▼痛みが生じにくい仕組み

インビザラインのマウスピースには、SmartTrack素材という特殊な樹脂が使われており、持続的に弱い力をかけ続けることが可能となっています。

これは金属製のブラケットとワイヤーで強い力をかけるワイヤー矯正とは対照的な仕組みです。
1~2週間かけてじっくりと歯を移動させるため、矯正に伴う痛みも少ないのがインビザラインの特長のひとつでもあるのです。

▼まとめ

今回は、マウスピース矯正のインビザラインで歯が動く仕組みについて解説しました。
形が少しずつ違うマウスピースを1~2週間ごとに交換していくことで、歯が徐々に移動していく仕組みは従来法とまったく異なるため、戸惑う方もいらっしゃるかと思いますが、すぐに慣れますよ。

数ヵ月もすると、歯並びの変化も実感できるようになり、矯正へのモチベーションも維持しやすいことでしょう。
そんなマウスピース矯正のインビザラインで歯並びを治したいという方は、いつでもお気軽に旭川市のたくま歯科医院までご連絡ください。当院は矯正相談を無料で承っている歯医者さんです。


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